どうしているの?ねぇ、先輩…



「……クッセ!」


強引に押される体は、粉から逃げるように生徒会室の外に出た。

廊下は空気がキレイなはずなのに、私たちの体についてる粉っぽさが空気を悪くしている気がして、息を吸いにくい。


「あーもう、ムズムズする」

「大丈夫、ですか?」

「大丈夫大丈夫。七瀬はへーき?」

「はい」


平気、だけど……。

喉元に、なにかが詰まっているような、突っかかるようなそんな気分。


なにが、突っかかっているのか。

それは多分、粉じゃない。



“七瀬”




名前……覚えててくれた。


突っかかっているのは……一体、なに?


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