どうしているの?ねぇ、先輩…



『お父さんとお母さんは離婚することになりました。この家はもう売りに出したので、美香はお父さんのところへ行ってください』





え…………




なに、これ……



頭の中が……グラグラ揺れる。




「、…」




離婚することなんて、分かってたこと……だけど。


こんな終わり方じゃ、もう二度とお母さんに会えない気がして。


本当に捨てられた気がして、怖くなって、急いでお母さんに電話を掛けた。



『お客様のお掛けになった電話番号は、現在使われておりません───』




「、、、」





捨てられたんだ……


私本当に、……お母さんに捨てられたんだ。



もう二度と、会えないんだ……




「、、お父さん、」




怖くて、怖すぎて。

震えながら、すぐにお父さんに電話を掛けた……


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