どうしているの?ねぇ、先輩…





『お客様のお掛けになった電話番号は、現在使われておりません───』





「、、…」




目の前が、真っ暗になっていく……



お父さんにも、捨てられた。





「、………やだ、」





やだ、怖い。


なんで、何これ。



ガクガクと体が震えて、頭がクラクラする……


世界から全ての色が消えたみたいに、目の前が本当に真っ暗だ。




「、………瞬、先輩、、」




───“なんかあったらすぐ連絡して”



思い出したその言葉に、震える手でまた電話を掛ける。

コールが何度鳴っても、通話に変わる事はなくて。


それでも切る気になんてなれなくて……



早く、早く出てって、祈るように待っていたら……



『……はい。』


「、」



やっと、繋がった……


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