どうしているの?ねぇ、先輩…






「…あーあ、ひでぇ」


深夜2時を回っても尚、私たちは先輩の家にいる。

だけど起きているのは私たちだけで、騒いで荒れ果てた部屋を見た先輩が苦笑している。


床の上で大の字で寝ている洋平先輩と、同じく床の上で寝ているごっつ先輩。

さっきまで起きていたにっしーも、ソファーの上で寝てしまった。


「眠い?」

「…あんまり」


久しぶりにみんなに会えたからか、興奮して眠気は全然感じない。

このままだと徹夜だって出来そうなくらいだ。


「じゃあさ、ちょっと……隣の部屋で、話さない?」

「隣の、部屋…」

「あ、ベッドある部屋だけど、なんもしないから」

「……」

「いやマジで!ちょっと2人で話したいっつーか、それだけだから!」


何も疑っていないのに、勝手に焦っている先輩に笑ってしまう。

部屋のドアを開けてくれたから、笑いながらそこへ入った。


パチン、と点けられたのは、オレンジ色の間接照明。

ベッドを背もたれにするように、ラグが敷かれた床の上に座ったら……先輩も隣に、座り込んだ。


< 461 / 550 >

この作品をシェア

pagetop