どうしているの?ねぇ、先輩…


「お前、春田の友達にちょっかい出すなよ」

「えー、だってほんとタイプだし」


なんか……来るタイミング、間違ったな。


「あの、私帰りま…」

「友達じゃなくて彼女だから。あと悪い、俺今日はパス。帰るわ」

「…!」


先輩が私の手を掴んで、友達たちの輪を突っ切って歩き出す。



「え、…ええ!?瞬くん今彼女って言った!?」

「は、お前ずっと彼女作んなかったのに!?」

「ちょ、まじで!?ごっつ知ってた?つーかいつの間に!?」

「あの2人なら、高校生のときからだよ」

「ええ…!?」



後ろから聞こえる声は完全無視で、先輩は無言のままどんどん歩く。



「、…」



いい、の?


友達……


いちかさんは、


いいの…?


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