【完結】一夜の過ちで身籠ったら、夫婦が始まってしまいました。




 な、何言ってるの……?結婚って……?それ、本気で言ってるの……?

 「な、何言ってるの?冗談……?」

 よね?きっと……。でもこれ、なんの冗談?わたしのことをからかってるの?
  
 「冗談なんかではありません。俺は本気です」

 「いや、だって……!」

 そんなことを、わたしは望んでなんてない。結婚してくれなんて言ってほしくて、彼に打ち明けた訳じゃないのに……。

 「俺はあなたとお腹の子を、これからもずっと大切にしていきたいと思っています。……だから俺と、結婚してくれませんか?」

 「ごめんなさい。それは出来ません」

 だけどそのプロポーズを受けることは……。わたしにはやっぱり出来ない。

 妊娠したからって、彼と結婚したい訳じゃない。だからこそ、今のままでいいの。あなたと生きる道なんて、わたしにはないの。

 だから、ごめんなさい……。あなたの負担になりたくないの。迷惑をかけたくない。わたしには、そういうのが荷が重い。
 
 

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