またいつか君と、笑顔で会える日まで。
出来る限り人と関わらず、心を閉ざし、他人には無関心でいる。

一人でいる強さを身につけ一人で生きていく。

「生きる。私は、生きられる」

大丈夫。大丈夫だよ、萌奈。

あなたならきっと生きていける。

自分自身を必死に励ましていると、瞼がだんだん重たくなってきた。

疲れがたまっていたんだろう。私はそのまま引っ張られるように夢の世界に落ちていった。


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