恋いは赤い糸で 結ばれている 1

　あの二人なら良いかも。良いわね。賛成の声が上がったけど、私は薺と蘿蔔の気持ちが大事だから強制的にやらせたくはない。
　もちろん薺と蘿蔔にも誘導の件は強制的ではないこと二人ががやりたくなければ無理してやる必要はないことも伝えた上で考えてもらった。
　そして、夕食を食べ終わってから二人が返事をくれた。

　薺「私達やるよ」
　蘿蔔「香利叔母さんにはいつもお世話になてるし」
　薺「友香ちゃんも参加するしね」
　菘「ありがとう。流石、私の子供達」

　私は食器を洗い終わった後に香利ちゃんに電話をして御神輿と山車の誘導の返事を薺と蘿蔔からもらえたことを電話で伝えた。

　香利「良かった。良かった。誘導やってくれるのね」　
　菘「うん。流石、自慢の子供達」