恋いは赤い糸で 結ばれている 1
 芹斗「わ、冷たい」

 春草君の顔面に雪玉が直撃した。
 春草君に雪玉を投げたのは誰か?それは.....。

 葉月「当たった。当たった」
 芹斗「葉月の仕業だったのか。よ~し」
 
 春草君は雪玉を作って私に投げた。

 葉月「きゃ、冷たい。お返しをするんだから。えい」
 芹斗「負けないよ。えい」
   「やったな。えい」
   「おっとと。負けないわよ。えい」
   「おっと、えい」

 皆で切りがないくらい雪玉をたくさん投げた。

 間仲先生「一旦、休憩」
   『は~い』
 葉月「あー楽しかった」
 芹斗「雪で遊ぶの気持ちが良いね」
 葉月「うん。気持ちが良いね」

 私達はお互いに笑った。そして、雪の上に座った。

   
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