スマホとゲームが手離せなくて。
スマホのロックを解除し、推しの名前が本日より那由多となったのは言わずもかな。ということで。。。
朝からひと悶着あり、話し合いは平行線を辿ったが、私が折れる形で終了したわけだけども。。
(これから、私はどうなっちゃうのかな?)
と、ふて寝しようかと悩んでいたら、来客を知らせるベルが鳴った。
キッチンに飲み物を取りに行った課長が対応しているようだ。
「こんにちは~!
お邪魔します。
あれ?栞奈は?
一緒じゃなかったんですか~?」
「なんだ。栞奈ちゃんいないのかよ。
つまんね。
那由多。ほら、荷物。」
「いや。いる。
栞奈の?サンキュー」
・・・・・・!?
ガチャ・・・!?
聞き覚えのある話し声と聞き覚えのある名前に瞬間的に反応してドア開け、話し声の聞こえる方へと顔を向ける・・・!?
「有にゃんのばかぁぁぁあ~!!」
「栞にゃぁ~おめでとう~」
「大変なんだよ!!
推しの名前が那由多になっちゃったのぉぉ~
今日から諒くんじゃないんだよ。?」
「別にいいじゃない?
どっちだって、カッコいいよ!
それより栞奈。
ほら、荷物持ってきたからね。
こっちの事は気にせず仲良くしなさい!」
「・・・。」