どうしたら人を愛せますか
撃退
9.撃退


私はご飯を食べて、
自分の着替えをとりに、家に一度戻ろうとすると

『家に荷物取りに行こう。車で連れてやる。』

「おにいちゃんみたい。お兄ちゃんいないけど」

『おとうさんと言われるよりましか』

お兄ちゃんがいたらこんな感じなのかな?と少し、私は思いながら、
家へと向かった。

「ここだよ。待ってて、すぐ、着替えとってくる。」

私は慌てて、車からおり、家へと走り出した。
その時後ろから手をとられて、引っ張られて抱き締められた。

??


『動くな』
「馨兄ちゃん?」

『お前の元カレらしきやつがこっちを見てる』

「ハグ、上手だね」

『頼むから少し黙ってろ』

その時車のエンジンがしたとおもったら、そのまま、走り去った。

『もう大丈夫そうだぞ』

『おい、荷物は取りに行かないつもりか?』

「忘れてた」

私は、ハグの心地よさに、自分の置かれてる状況にも気づかないでいた。

『とりあえず、一緒に荷物は取りにいこう。』

「過保護なお兄ちゃん」

『俺がいなかったらどうするつもりだったんだ』

とりあえず
荷物を取りに家に入った

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