小説「グレイなる一族」

エピソード5重 「グレイなるピンチ」

エピソード5重 「グレイなる歴史」

I am GALY・・
私の名は、グレイ

私は、この国始まって以来の極地にさらされている。
これほどのピンチは、私は経験した事がないのでどうやって乗り越えていいものか?わからない・・ただただこのピンチに由緒正しき誇り高き優秀な頭脳の中身は真っ白になるばかりなのである。私はこの問題を今後どのように受け止めていいのか?まったく思い浮かばない・・この事態はそれほど切迫した問題なのである。どのくらい切迫した問題かというと私は、普段用を足した後、大きい方だと殺菌成分の含まれた由緒正しき誇り高き高貴な舌で、肛門についている、「チョコクリーム」が「チョコチップ」にその姿を変えるまでに綺麗に浄化しなければならないのだが、私の身体は貫禄を付けすぎた為に、この由緒正しき高貴な舌が肛門に届かないので「チョコクリーム」が「チョコチップ」へと変わってしまう事態以上のトラブルなんだ・・

いかにそれがピンチなのかご理解頂けたであろう・・

とにかくこの問題は非常に厄介でおそらくこの「グレイランド」の歴史において、深く刻まれる出来事だという事を声を高々に言いたいのだ。とにかく私が当選した暁には、腐敗した政治の粛正をまた、国民の皆様が安心して暮らせる政治を約束致しますので、どうかこの「グレイ」、この「グレイ」に皆様の清き一票を頂けますよう心からお願いいたします。

違う!!!!!!

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