小説「グレイなる一族」
エピソード十鉢 「グレイなる計算」
エピソード十鉢「グレイなる計算」

I am GALY・・
私の名は、グレイ

私は、日々極悪結社から送り込まれる人造人間から「グレイランド」の平和を守る由緒
正しき誇り高き高貴な生き物である。

私は最近おろそかにしている「アーノルド」の世話思い切ってしてあげよう。「グレイ広場」に彼を探しに行っている。「グレイ広場」で私は彼を見つけると、彼を呼んでみた・・がしかし、今日の「アーノルド」私を無視しながら机に向かって、何やら悩んでいる。どうやら、塾の宿題の難問に頭を抱えているようだ。この宿題が終わらないと、彼は
「マーガレット」にどやされてしまうのだ。「マーガレット」とは、いつも「グレイランド」の皆が夕食時に帰国し、夕食が終わると「アーノルド」を何処かへ連れて行ってしまう生き物の事で、いつも夕食だけ食べている為、非情に顔が丸く「グランマ」よりも大分若そうな生き物でる。「アーノルド」は「マーガレット」が怖くてたまらないらしい・・それで今も必死に賢明に宿題とやらと格闘しているのだ。

私はそんな「アーノルド」を見かねて助け船を出してやることにした。私は誇り高き高貴
な生き物ゆえ、困っている者がいるとつい助けたくなる性分を持っている。
「アーノルド」はどうやら、算数の問題で苦しんでいるらしい、「アーノルド」よ安心したまえこの「グレイ頭脳」をもってすれば解けない問題なんて「グレイランド」には存在しないのだ。

君が「グレイランド」の住人である事に深く感謝しなければならいのだよ。

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