蜜甘同居こじらせ中 その後 短編集
「綺月君、イジワルすぎ」
「どんどん、ほっぺが赤くなってるじゃん。
何? 俺に食べられたいの?」
「だから、そういうところが……」
「イジワルじゃなくて、
可愛がってるんだけどな~」
後ろから抱きしめられたまま。
真っ赤に染まってるであろう私のほっぺを、
人差し指で突ついてくる綺月君。
「心美をいじめるの、終~わり」と
おどけ声の後
私の耳に、唇を近づけた。
「俺さ、心美がいない人生なんて、
考えられないからさ」
「……うん」
「何があっても、この先ずっと、俺の隣にいて。
絶対に心美のこと、幸せにするから」