蜜甘同居こじらせ中 その後 短編集
さすが京見グループが建てた校舎。
ベランダも広い。
俺と天音は、
ベランダの柵に腕を置き。
グランドを眺めながら、
俺は素直な言葉を口にした。
「天音って、すごいよな?」
「え?」
「天使顔と悪魔顔、瞬時に使い分けられるじゃん」
「僕のこと、バカにしてる?」
「してねぇよ」
俺にはない魅力だって、素直に認めてるだけ。
「僕のアニメ愛、なめないでよね!」
天音の瞳には、
急に『アニオタの炎』が灯りだし。
さすがに俺も、笑いを堪えられなくて。
「なんだよ、それ!」って突っこみが
漏れてしまった。