能力を失った聖女は用済みですか?
思い立ったが吉日と、私は機敏に動いた。
日干ししていた巨大イモの半数を、子供達と広間に運び、程よい大きさにカッティングをお願いする。
そうして小さくなったイモを今度は皆でスティック状に細切りにし、暫く水に浸けアクぬきをする。
取り出したイモの水気をしっかり切り、一時間程よく乾燥させた後、鍋に油を熱してじっくりと素揚げする。
油から取り出したイモを重ならないように並べ、それを子供達が団扇で扇いでまた乾燥。
以上の工程を経て、やっと最後の仕上げだ。
煮詰めた砂糖水にイモを絡め、重ならないように並べて更に乾燥。
こうして巨大イモは、日本でお馴染みの懐かしいお菓子に生まれ変わったのである。
「ねぇ、ルナねぇさま?これ、何て言うの?」
「えーとね、『芋けんぴ』って言うんだけど……」
聞きなれない言葉に、シータは首を捻る。
所変われば品変わる……ともいうし、シャンバラ産のイモなんだから、それに因んだ名前にした方が覚えやすいかな。
「新しく名前をつけようよ!誰か、いい案はある?」
皆に聞くと、すぐに答えが返ってきた。
「シャンバライモ!」
うーん。普通。
「ルナねーちゃんが作ったんだから、ルナイモ!」
ごめん、それは絶対イヤ。
「ルナさんとシータが世話した苗だろ?じゃあ、ルナシータはどうかな?」
隊長のイズールが言った一言に、全員がおおっ!と感嘆の声を上げた。
思いがけず格好いい名前を出され、シータの顔は赤い。
私もちょっと照れ臭くなって、シータと顔を見合わせた。
「ルナシータ……いい響きよね。うん。恥ずかしいけど、それで行きましょうか?」
そういうと、全員が頷いた。
日干ししていた巨大イモの半数を、子供達と広間に運び、程よい大きさにカッティングをお願いする。
そうして小さくなったイモを今度は皆でスティック状に細切りにし、暫く水に浸けアクぬきをする。
取り出したイモの水気をしっかり切り、一時間程よく乾燥させた後、鍋に油を熱してじっくりと素揚げする。
油から取り出したイモを重ならないように並べ、それを子供達が団扇で扇いでまた乾燥。
以上の工程を経て、やっと最後の仕上げだ。
煮詰めた砂糖水にイモを絡め、重ならないように並べて更に乾燥。
こうして巨大イモは、日本でお馴染みの懐かしいお菓子に生まれ変わったのである。
「ねぇ、ルナねぇさま?これ、何て言うの?」
「えーとね、『芋けんぴ』って言うんだけど……」
聞きなれない言葉に、シータは首を捻る。
所変われば品変わる……ともいうし、シャンバラ産のイモなんだから、それに因んだ名前にした方が覚えやすいかな。
「新しく名前をつけようよ!誰か、いい案はある?」
皆に聞くと、すぐに答えが返ってきた。
「シャンバライモ!」
うーん。普通。
「ルナねーちゃんが作ったんだから、ルナイモ!」
ごめん、それは絶対イヤ。
「ルナさんとシータが世話した苗だろ?じゃあ、ルナシータはどうかな?」
隊長のイズールが言った一言に、全員がおおっ!と感嘆の声を上げた。
思いがけず格好いい名前を出され、シータの顔は赤い。
私もちょっと照れ臭くなって、シータと顔を見合わせた。
「ルナシータ……いい響きよね。うん。恥ずかしいけど、それで行きましょうか?」
そういうと、全員が頷いた。