秘密のカンケイ
笑顔でそう言う雄大は人の気持ちがわからなすぎる。私は友人とこういう仲になってしまう雄大を今後も信じることはできないし、結婚なんて無理だ。そしてイズミの気持ちを無視して決定事項のように語るのもおかしい。

「雄大、私はどう転がってもやり直すつもりはないから。別れるの一択、それにアオイは関係ない。あなたはイズミともっと向き合って」

イズミに視線を向けると悔しそうな顔をしている。雄大が本気で好きならイズミももっと本音で雄大と向き合ってほしい。

「は?イズミと?割りきった関係に決まってんじゃん。それはお互い了承済みだぞ」

「私は雄大が本気で好きなの。だから身体だけでも…結婚するかもってわかっても続けてしまったの!わかってよ!」

雄大の発言で我慢できなかったのか遮るようにイズミが言葉を叫んだ。
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