秘密のカンケイ
それからはもう今までの分を巻き返す勢いで会社への報告、お互いの両親への挨拶、新居選び……怒涛の日々を過ごした。

私は会社を退職することになったが、この会社で得たことを無駄にはしたくない。

始めの数ヶ月~1年は海外生活へ慣れる移行期間だと思っているが、そこからは仕事をみつけるのもいいと思っている。

奏太は私がここまで英語が喋れるようになっていたことに驚いていたとともに、「俺とのことしっかり考えてくれていたんだ」とよろこんでいた。

式はイギリスで親族のみで行う予定だ。………いつかまた四人で……どうしてもそんなことを考えてしまうが、いつかあるだろうか。

雄大もイズミもどこがで幸せにしてくれているといいな。

「今日から詩音も蒼井だからな。間違えんなよ、奥さん」

「当たり前ですよ、旦那さん」
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