妖精姫ともふもふな妖精猫の王様~妖精の取り替え子と虐げられた王女は猫の王様と冒険がしたい~
 カテリアーナはテーブルに身を乗り出す。ブランシュが好きな相手に興味があったからだ。ブランシュは顔を真っ赤にして下を向き、消え入りそうな声で白状した。

「……カルス様……です」

 カルスは独身だ。決まった婚約者もまだいない。後でそれとなく好きな人がいるのか聞いてみようとカテリアーナは決心する。友達になったブランシュとカルスの間を取り持つことができたら嬉しい。


 それはカテリアーナはブランシュと歓談している時に起こった。

 風を切る音がしたかと思うと、カテリアーナたちが座っているテーブルに何かが突き刺さったのだ。
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