妖精姫ともふもふな妖精猫の王様~妖精の取り替え子と虐げられた王女は猫の王様と冒険がしたい~
ハイエルフは肉や魚を食べない。その言葉を聞いたカテリアーナの心臓がドクンと脈打つ。
「まさか……」
「カティ?」
「カテリアーナ姫?」
一瞬、動きを止めたカテリアーナをフィンラスとレイナードが心配そうに見ていた。カテリアーナは手を振ると微笑みを浮かべる。
「いいえ。何でもないの。レイナード、この香辛料を全種類いただけるかしら?」
「香辛料を……ですか? ありがたいことですが、姫君には絹織物やレースをおすすめしたいところです」
「それも後で見せていただくけれど、まずは香辛料が欲しいの」
苦笑しながらも、レイナードは香辛料を包んでくれた。
「まさか……」
「カティ?」
「カテリアーナ姫?」
一瞬、動きを止めたカテリアーナをフィンラスとレイナードが心配そうに見ていた。カテリアーナは手を振ると微笑みを浮かべる。
「いいえ。何でもないの。レイナード、この香辛料を全種類いただけるかしら?」
「香辛料を……ですか? ありがたいことですが、姫君には絹織物やレースをおすすめしたいところです」
「それも後で見せていただくけれど、まずは香辛料が欲しいの」
苦笑しながらも、レイナードは香辛料を包んでくれた。

