妖精姫ともふもふな妖精猫の王様~妖精の取り替え子と虐げられた王女は猫の王様と冒険がしたい~
楽しそうに舞いながらリューネが説明してくれる。
「とても楽しそうね。行ってみたいわ」
「そうだな。では行ってみるか?」
ワクワクしている様子のカテリアーナを見て、フィンラスは微笑む。
だが、ふいに視界の端で何かが動いたのを捉えた。
遠くの建物の屋根の上から黒い外套を纏った何者かがこちらを見ている。
顔は見えない。しかし、翼がないところを見るとハーピィではなさそうだ。
その視線が異様に鋭く、氷のように冷たく感じる。
フィンラスの表情が僅かに険しくなる。
「フィル。どうかしたの?」
「……いや」
気のせいだろうとそう思うことにした。だが、警戒しておくことに越したことはないだろう。
妙な胸騒ぎを覚えたフィンラスは、密かにカリュオン王宮にいるカルスへ使いを出す。
黒衣の人物はいつの間にか姿を消していた。
「とても楽しそうね。行ってみたいわ」
「そうだな。では行ってみるか?」
ワクワクしている様子のカテリアーナを見て、フィンラスは微笑む。
だが、ふいに視界の端で何かが動いたのを捉えた。
遠くの建物の屋根の上から黒い外套を纏った何者かがこちらを見ている。
顔は見えない。しかし、翼がないところを見るとハーピィではなさそうだ。
その視線が異様に鋭く、氷のように冷たく感じる。
フィンラスの表情が僅かに険しくなる。
「フィル。どうかしたの?」
「……いや」
気のせいだろうとそう思うことにした。だが、警戒しておくことに越したことはないだろう。
妙な胸騒ぎを覚えたフィンラスは、密かにカリュオン王宮にいるカルスへ使いを出す。
黒衣の人物はいつの間にか姿を消していた。

