受難体質の女軍人は漆黒の美形獣人に求愛される
見たこともない甘やかな顔ですり寄ってくるデュークに、レーヴは感情が追いつかない。
あわあわしていたら「これからもっとすごいことしようね」なんて言われて、絶句した。
「待って。お願いだから、待って⁈」
「大丈夫、大丈夫、怖くないよ」
「展開が早すぎない? お願い、私、初心者だからゆっくりして。ね? ね⁉︎」
「ああ、かわいい。どうしてそんなにかわいいんだい、レーヴ。やっと触れたんだよ? 馬の姿で散々お預けされて、もう限界なんだ。お願いだから、いいって言って」
焦らされまくった元魔獣は止まらない。
レーヴは覚えておくべきだったのだ。牝馬の発情に促されて牡馬も発情するということを。
もっとも、レーヴにその気がなくたって、デュークはいつだって彼女がほしいのだけれど。
あわあわしていたら「これからもっとすごいことしようね」なんて言われて、絶句した。
「待って。お願いだから、待って⁈」
「大丈夫、大丈夫、怖くないよ」
「展開が早すぎない? お願い、私、初心者だからゆっくりして。ね? ね⁉︎」
「ああ、かわいい。どうしてそんなにかわいいんだい、レーヴ。やっと触れたんだよ? 馬の姿で散々お預けされて、もう限界なんだ。お願いだから、いいって言って」
焦らされまくった元魔獣は止まらない。
レーヴは覚えておくべきだったのだ。牝馬の発情に促されて牡馬も発情するということを。
もっとも、レーヴにその気がなくたって、デュークはいつだって彼女がほしいのだけれど。