サヨナラ、セカイ。
ずっと片手を繋いだままま、窓の外に眼差しを投げた彼がふいに呟いた。
「今日はクリスマスイブだったな・・・」
そう言えば恋人になってから初めてのクリスマス。
大事な人に気持ちを贈り合う日。キリストの生誕を祝う日。わたしとナオさんの新しい人生が生まれた日。
「わたしへのプレゼントは煙突に入りきらなくて、トナカイさんがここに連れてきてくれたわ」
何もしてやれないと悲しい顔をさせそうで先回りした。
「ナオさんも今夜は枕元に靴下を置いて寝てね?明日、未来の奥さんに変身したサンタクロースがやって来るから」
小さく笑い、握った指先にきゅっと込めた思い。
お互いさえあればなにも要らないと、その意味を汲んでくれたナオさんの切なそうな笑顔。
「愛してる沙喜。・・・愛してるよ、愛してる」
肩を震わせたあなたは。堪えきれなくなったように咽び泣いた。
「今日はクリスマスイブだったな・・・」
そう言えば恋人になってから初めてのクリスマス。
大事な人に気持ちを贈り合う日。キリストの生誕を祝う日。わたしとナオさんの新しい人生が生まれた日。
「わたしへのプレゼントは煙突に入りきらなくて、トナカイさんがここに連れてきてくれたわ」
何もしてやれないと悲しい顔をさせそうで先回りした。
「ナオさんも今夜は枕元に靴下を置いて寝てね?明日、未来の奥さんに変身したサンタクロースがやって来るから」
小さく笑い、握った指先にきゅっと込めた思い。
お互いさえあればなにも要らないと、その意味を汲んでくれたナオさんの切なそうな笑顔。
「愛してる沙喜。・・・愛してるよ、愛してる」
肩を震わせたあなたは。堪えきれなくなったように咽び泣いた。