本能で恋をする~after story~
「ん…あっ…海斗ぉ…先に、お風…呂入ろ……。
このま、ま…はや…だぁ……」
「チュッ、ダメ!このまま。我慢できないから」

半ば無理矢理、服を脱がし凛音を抱く。
凛音の身体や声はいつも、俺を夢中にさせる。
ほぼ毎晩抱いていても、全く飽きない。
それどころか、益々虜になるのだ。

「やぁ……み、み…だめぇ……」
凛音の弱いところを、執拗に攻める。
可愛い…可愛すぎる。
愛しい…愛しすぎる。
「凛音。スゲー好き。もっといっぱい聞かせて!」

夢中で、抱いた。
結局解放したのが、午後11時を回っていて夕食食べれず、かなり凛音に怒られた。
「凛音、ごめん。せっかく作ってくれたのに、つい夢中になって!」
「もう!いい!今日は一緒に寝ない!」

「え、それはいやだ!凛音を抱き締めないと寝れない!」
「そんなの、知らない!」
そう言って、凛音は寝室を出て行ってしまった。


はぁ、また怒られた。やっと仲直りしたのに。
でも、凛音を抱き締めないと寝れないのは本当だ。
とにかく謝って、一緒に寝ないと!


リビングに、行き
「凛音、ごめんね。お願い、許して。本当に凛音を抱き締めないと寝れないんだ」
ソファーに座っていた、凛音の横に座り抱き締めた。
「腕、疲れないの?」

「へ?なんのこと?」
言ってる意味がわからない。
「ずっと思ってたの。海斗毎日私を腕枕して寝るでしょ?私は安心するけど、海斗は腕疲れないのかなって!」

「疲れないって言ったら嘘になるけど、だからって今さら普通に寝るのは嫌だ」
「そうなの?」
「そうだよ、だから一緒に、寝よ!」
「うん。ほんとはね、私も海斗が抱き締めてくれないと寝れない」

可愛いなぁ。
俺達は寝室に、移動し眠りについた。
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