本能で恋をする~after story~
バカップルの仲直り
腕枕して、頭を撫でる。
いつもの俺達の寝るスタイル。

さっきよりも、呼吸が穏やかになってきた。
俺が傷つけたから、熱が上がったんだ。
「ごめんな……凛音」

俺も眠りについた――――



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

朝起きると、凛音はまだ眠っていた。
「おはよう。凛音」
まだ、眠っている凛音の額にキスをする。
「熱、下がったみたいだな」

俺は仕事に行く用意し、もう一度凛音にキスをして、家を出た。



「海斗。凛音ちゃんは?体調どう?」
「あぁ、だいぶ落ち着いた」
「そうか。良かった。
今日も休んで良かったのに…」
叶斗が、心配して声かけてきた。

そうしたいのは、山々だが……
「昨日も、半休したからな。
それに今はプロジェクトで大変だろ?」

「まぁ、そうだけど。
僕的には、凛音ちゃんの方が心配」

「まぁ、そうだろうけど。
とにかく仕事しようぜ。出来る限り早く帰りたいからな」
「了解!」

仕事にとりかかった。
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