本能で恋をする~after story~
「ただいまー」
「凛音ー?」
「どーした?」
「俺の可愛い凛音ちゃーん!」


凛音がいない。部屋のどこを探しても。

「凛音……マジでどこ行ったんだよ!」

次第に不安が募ってくる。
すぐさま、スマホで凛音にかけるがでない。留守電のままだ。
急いで、家を出て探しながら、君加や、叶斗や紺野などに連絡するが、見つからない!

あの時を、凛音が怪我した時をまた思い出す。

君加達みんなも、一緒に探してくれている。

「いた?」
「いない!」
「こっちもだよ、海斗!」
「私もカフェの方行ってみましたが、いません!」
「海斗、俺の仲間にも探させてるが、まだ見つからん!」
一平さんが昔からの仲間の人達にもお願いしてくれている。が、いまだにまだ見つからないのだ。

「海斗、他にないの?凛音ちゃんの行きそうなとこ!」

わからない。
不安だけが俺を包み、身体が震え、何も考えられない。

凛音……、
凛音………。
ハッ――――――――
俺は何かを思いだし、走り出す。

「海斗?どうしたの?ちょっ―――」
みんなが後を追いかける。
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