潔癖女子の憂鬱~隣人は、だらしない男でした~
*
18時、終業のベルが鳴る。
パソコンの電源を落とし、手を組み伸びをした。
結局、里崎からの電話はなかった。
部長が側にいるのだ、きっと華麗にトラブルを解決したから営業事務の舞の出番が無かっただけだろう。
少しは、部長の様子が聞けるかと思ったんだけどな、と少しガッカリした。
そんなよこしまな思いを抱いて仕事するなんて、舞の仕事上の理念から脱線する。
けれど、引っ越してからろくなめに合っていない荒んだ気持ちを和らげるためには、心に水潤いを与えておきたかった。
定時内に仕事もキッチリ終わらせた舞は、かかってこない電話を横目で確認しながらため息を吐いた。
―――そういえば、結局管理会社に電話出来なかったな。
本当は、今日にでもマンションの管理会社へ連絡を取るはずだったのだけれど、部長がいない分、仕事の割り振りがうまくいかず舞の仕事もいつも以上に忙しかった。
やっぱり、仕事も理路整然と行って、交通整理も完璧な部長の穴は大きい。
スマートに仕事をこなす部長の有り難みが身にしみる。
とりあえず悩まされている騒音は、決まって22時過ぎから起きる。
それまでは、イライラすることもなく快適に過ごせていた。
あと4時間しかない。
きっともう掛かってこない電話を待つより、急いでスーパーに寄って帰宅をしようと決め、帰り支度を始めた。
18時、終業のベルが鳴る。
パソコンの電源を落とし、手を組み伸びをした。
結局、里崎からの電話はなかった。
部長が側にいるのだ、きっと華麗にトラブルを解決したから営業事務の舞の出番が無かっただけだろう。
少しは、部長の様子が聞けるかと思ったんだけどな、と少しガッカリした。
そんなよこしまな思いを抱いて仕事するなんて、舞の仕事上の理念から脱線する。
けれど、引っ越してからろくなめに合っていない荒んだ気持ちを和らげるためには、心に水潤いを与えておきたかった。
定時内に仕事もキッチリ終わらせた舞は、かかってこない電話を横目で確認しながらため息を吐いた。
―――そういえば、結局管理会社に電話出来なかったな。
本当は、今日にでもマンションの管理会社へ連絡を取るはずだったのだけれど、部長がいない分、仕事の割り振りがうまくいかず舞の仕事もいつも以上に忙しかった。
やっぱり、仕事も理路整然と行って、交通整理も完璧な部長の穴は大きい。
スマートに仕事をこなす部長の有り難みが身にしみる。
とりあえず悩まされている騒音は、決まって22時過ぎから起きる。
それまでは、イライラすることもなく快適に過ごせていた。
あと4時間しかない。
きっともう掛かってこない電話を待つより、急いでスーパーに寄って帰宅をしようと決め、帰り支度を始めた。