幼馴染に恋をして(心愛ver)
辛い恋って・・
クルミちゃんは辛い恋と言ったけれど
朝の登校時さえ見ないようにすれば大丈夫と思っていたし、
よくよく考えると相手は中学2年
本当に小学生と大して変わらない
恋愛の対象にはならない
その証拠に藤原は何も変わっていなかった。
周りも大方、親戚と言う事で噂は収束しかかっていた。
その噂を後押しするように
5月の授業参観→総会→保護者会を経ての
父兄が学校を後にする時に
私達 女バスがランニングをしていると
「王子が・・」の声で皆の視線が集中した先に
王子、あの子、二人の女性が歩いていた・・
胸がズキっと痛む。
1人は藤原のお母さん、もう1人は多分、あの子の母親
2人の母親は2人に同じように触れて、話していた。
2人も同じように2人の母親に同じような態度をとっていた。
私は藤原のお母さんを知っていたから解るが、
知らない人には、誰が誰の母なのか解らない家族の輪だった。
それを見て誰もが私自身も、噂通り親戚だと信じた。
私はその4人を見ながらあの子を私に置き換え、
彼女の親を私の母にして、何時か私の画とイメージして
さっきの胸の痛みを緩和させてランニングを続けた。
クルミちゃんは辛い恋と言ったけれど
朝の登校時さえ見ないようにすれば大丈夫と思っていたし、
よくよく考えると相手は中学2年
本当に小学生と大して変わらない
恋愛の対象にはならない
その証拠に藤原は何も変わっていなかった。
周りも大方、親戚と言う事で噂は収束しかかっていた。
その噂を後押しするように
5月の授業参観→総会→保護者会を経ての
父兄が学校を後にする時に
私達 女バスがランニングをしていると
「王子が・・」の声で皆の視線が集中した先に
王子、あの子、二人の女性が歩いていた・・
胸がズキっと痛む。
1人は藤原のお母さん、もう1人は多分、あの子の母親
2人の母親は2人に同じように触れて、話していた。
2人も同じように2人の母親に同じような態度をとっていた。
私は藤原のお母さんを知っていたから解るが、
知らない人には、誰が誰の母なのか解らない家族の輪だった。
それを見て誰もが私自身も、噂通り親戚だと信じた。
私はその4人を見ながらあの子を私に置き換え、
彼女の親を私の母にして、何時か私の画とイメージして
さっきの胸の痛みを緩和させてランニングを続けた。