私の好きな彼は私の親友が好きで
又、家の近くの公園を覗く。
やっぱり美月の姿は見えない。
当たり前か・・陽菜ちゃんと出掛けたの知っているのに
居るわけ無いか・・

それでも、エントランスに居るのではと思ったりしたが勿論
誰も居ない。

部屋に入ったと同時にスマホがピコンと音をたてた。
全く、漸くか・・
と開くと「今日は楽しかった。有難う又、デートしよう」のメッセージ

デート?
俺と陽菜ちゃんが?
あ、・・・.

美月は俺と陽菜ちゃんがデートしていると思っている?
浮かれはしていたけれどデートしているつもりは無かった。
美月の代役で付き合っていた・・と思う自分に驚いた・・

しかし、こんなに既読が付かなかった事は今まで無かった。
どちらかと言うと美月のレスポンスは早いほうだ。
心配になり電話をかける
「お掛けになった電話は電波の~」と
急な用事は何だったんだろう?その機械音を聴きながら考えた。
あの時、聞いていたら・・
もしかして身内に不幸があったとかか?
それなら電源は切る可能性もある・・
色々考えたが結局答えは出ず、折り返しも無かった。

翌朝、起きて直ぐにスマホを確認するが既読にもなっておらず、
着信も無かった。

既読になっていないメッセージに更にメッセージを送る。
「大丈夫か?」
「見たらすぐに電話くれ」
そして美月の電話を呼び出すも無機質な機械音が応答するだけだった。
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