ただ、一緒にいたい
「オムライス?美味しそうだよ!」
「形が崩れちゃって……言い訳なんだけど、いつもはもっと綺麗にできるんだよ!結構私のオムライス好評なの」
「そっか。
え…?もしかしてそれで、そんな悲しそうな顔してたの?」
「そうだよ!」
「あずちゃんって可愛いね!」
「え?なんで?」
「要は形じゃないじゃん!俺の為に作ってくれた気持ちだよ!」

確かにそうだけど………
彰くんが笑ってる。
「ありがとう!俺の為に!」
「うん」
「食べよ!早く食べたい!」
「うん!」


――――
「美味しかった!ありがとう!」
「お粗末様です!」
「今日は俺が片付けるよ?あずちゃんが作ってくれたから!」
「え?ダメだよ!彰くん疲れてるんだから!」
「俺を誰だと思ってるの?一応兄貴の右腕!あまり疲れなんて感じないよ!」
「もう!だったらせめて一緒に」
「わかった!」

片付けも終わり、
「あずちゃんおいで?」
と私を足の間に座らせた。
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