俺のことずっと好きでいろよ


正月までに何度かみのりと電話したり会ったりしてるうちに、ちょっと落ち着きを取り戻してきた俺は、また元通り、みのりをいじめるのが好きな俺に戻りつつあった。

翔希は毎日のようにシャドーや走り込みはしていたけど、俺とキャッチボールしようとかそんなんはいっさいないらしい。

俺は別に…いいんだけど…と思いつつ…自分から言うなんてことはしなかった。

少なくとも、中学の時はキャッチボールくらいはやったものだけど、まぁ俺とはレベルちがうって思ってんのかもだし…

あんま自分から声かけんのはやめとこう。

だから、俺は、あえて家ではやらず、みのりの家いって、晴斗と一緒に、みのりに見てもらいながら練習していた。


大みそかの夜も誰とどこで何をするのかしらないけど、翔希も10時ごろになったら家を出て行った。

茉祐子か?
いや、もうとっくに別れてるはずだし…。

今別の彼女がいんのかどうかもよくわかんねーし。謎なヤツ…。

俺はそれからみのりを迎えに行って2人で初詣。

みのりは相変わらずかわいい。
みのりの手をギュッて握る俺。

「琉希くん?」

あまりにギュッてするもんだからみのりが真っ赤になってる。
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