俺のことずっと好きでいろよ
「あ、そういえば、翔希も、投げてたな。相模原ベスト8だってよ。今のとこ。」
「そっか。」
「あいつ。今はなんとかやれてるみたいだな。」
寮に戻った翔希くんは、しばらく耐えていたけど、いじめが収まらないので、監督と担任を巻き込んで大騒ぎになったらしい。
で、翔希くんが、同級生の前で頭を下げて、
「俺が悪いとこあったら直接言ってくれ。直せるものは直すようにするから。」
って言ったら…
そこからは同級生のいじめはなくなって…
先輩からのは…監督の目があるので大っぴらには出来ず、小康状態が続いてるらしい。
琉希くんにはいろいろ連絡はあるらしく、
「完全に頼りにされてんだよ。俺。」
と胸を叩いて言っていた。
「よかったよ。野球やれることが1番幸せだもんね。」
「おう。」
5時ごろから歩き始めて、今6時半…ちょっとずつ暗くなってきた。
あーあ。手つなぎたいなー。
まだ明るいかなー。
もじもじしてたら、琉希くんがニヤッて笑った。