俺のことずっと好きでいろよ
そしてその夜も琉希くんからの連絡はなかった。

次の日、学校に着いて、スマホをチェックするも…やっぱり何も入ってない…


「はぁーーーっ…」

ため息をついてると、麻里が仲上くんとやってきた。

「何よ~。今日で学校終わりなのにさ。」

「ほんとだねぇ~。」

「おいおい。どうしたんだよ?また琉希のやつ?なんかした?アイツ。」

仲上くんと麻里も結構長いなと思う。
麻里がこんなに長く続いたことないのに…

この2人はいいカップルだ…。

「ううん。わたしが勝手に悩んでるだけ。」

「何よ。悩みって。水臭いわね。言いなさい。」

「うん。琉希くんが誰か女の人と会ってたって、聞いて…」

「は?何やってんの?アイツ。」

「何も言ってくれないからわかんないんだ。その人がどういう人か。」

「けど、琉希ってそんなやつじゃねーのにな。前の時だって…」

それでちょっと、『しまった』って顔して仲上くんはわたしの肩をたたいた。

「まぁ元気出しなよ。俺から琉希のことはしぼっとくからさ。」

「いいよそんなん。わたしの勝手なひとりよがりだから。もともとわたしのほうが琉希くんを好きになったんだし、いいんだよ。こういうのは慣れてるから。」

「え?そういう考え方なわけ?」

仲上くんがちょっとびっくりな顔してる。

「うん。そうだよ。彼女って言ってもね…」

そう。フリからはじまってるだけの彼女。

だから、ほんとに琉希くんがわたしのことを好きになったわけじゃないのはわかってる。

だって好きって言われたことなんてないし…。
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