俺のことずっと好きでいろよ
「あ、うちのクラスの青山さん、と岸田さんだよね?パンケーキ好きなの?俺も好きでさ。」

青山みのりの顔が俺をみてパッと輝くのがわかる。
んで、まだ俺のこと好きなんだなって安心する俺。

「い、今宮くんっ!」

俺は青山みのりの横側へ、慎太郎は岸田さんの横に座った。

「今宮くん。甘いもの嫌いなのによかったの?パンケーキなんて。」

「あー。コイツ?は俺がつきあわせただけ。俺はめちゃくちゃ好きなんだよ。パンケーキ。それおいしい?」

慎太郎が青山みのりのパンケーキを指さす。

「うん。おいしいよ。」

キャラメルとか生クリームとか甘いのがいっぱいかかってるゴテゴテのパンケーキを慎太郎も頼むらしい。
俺はウインナーがのってる甘くないやつを頼む。

「そっか。そういうのもあるもんね。今宮くんでも大丈夫だ。」

青山みのりが俺のパンケーキを見て言った。

「まぁな。一口食べる。」

「え?いいの?」

「いいよ。持ってけよ。」

そしたら躊躇しつつも自分のナイフとフォークで俺のパンケーキを一口持ってく。

「あ、おいしい。」

そしてにこっと笑った。
かわいい…
かわいすぎんだろ?
破壊力ハンパない…。

慎太郎は甘いパンケーキ食べながら岸田さんと2人の世界入って話してる。
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