俺のことずっと好きでいろよ
◇
「おじゃましまーす。」
琉希くんの家。
大きな家だ。
庭にピッチング用のマウンドもあったしネットがあって素振りできるようになってた。
お父さんは海外へ単身赴任中。
お母さんも正社員で働いているらしく、家には誰もいなかった。
リビングには野球関係のメダルや賞状がやまほど飾ってあり、琉希くんと…そしてもうひとり誰かほかの男の子の写真がたくさんあった。
「これは?」
「弟。今宮翔希。」
「え?あ…!」
今更ながら気づいた。
今宮翔希ってめちゃくちゃ有名な投手。あれ?高一?のはずじゃ?
「双子?」
「ピンポーン。」
めずらしく琉希くんがおどけて答えた。
「出来のいい弟と、出来の悪い兄って構造。」
「え?それは嘘だよ。」
「は?」
突然琉希くんがわたしをにらんだ。
「テキトーなこと言うな。翔希に俺が勝てるわけねーだろ?」
一瞬おじけづくくらいの眼光を感じた。
「おじゃましまーす。」
琉希くんの家。
大きな家だ。
庭にピッチング用のマウンドもあったしネットがあって素振りできるようになってた。
お父さんは海外へ単身赴任中。
お母さんも正社員で働いているらしく、家には誰もいなかった。
リビングには野球関係のメダルや賞状がやまほど飾ってあり、琉希くんと…そしてもうひとり誰かほかの男の子の写真がたくさんあった。
「これは?」
「弟。今宮翔希。」
「え?あ…!」
今更ながら気づいた。
今宮翔希ってめちゃくちゃ有名な投手。あれ?高一?のはずじゃ?
「双子?」
「ピンポーン。」
めずらしく琉希くんがおどけて答えた。
「出来のいい弟と、出来の悪い兄って構造。」
「え?それは嘘だよ。」
「は?」
突然琉希くんがわたしをにらんだ。
「テキトーなこと言うな。翔希に俺が勝てるわけねーだろ?」
一瞬おじけづくくらいの眼光を感じた。