Favorite Love~本命は一番近くにいた~


「おう。悪いな。」

マンションから出てきた理輝を見て、一瞬ドキッとしてしまった自分を戒めた。
いやいや、ただのチャラ男だから…

それでも白ベースのワイシャツに、白いスキニーパンツをはいて、ふわっとラフなかんじののネイビーの上着を羽織っている。靴はネイビーのローファーだ。どうみても仕事の時とちがう休日仕様な感じに黒髪をふわっとラフにセットしてる理輝は魅力的以外の何物でもなかった。
9頭身の長い背丈に長い足が際立っていて、どこを歩いてもこれなら目を引いてしまう。

わたしは落ち着いた感じの黒っぽいワンピースにショールを羽織って、とっておきのときのためにとってある誕生石のオパールのネックレスをつけてるけど、大丈夫だったかな…
ネイルも普段はそんなにしないのだけど、さすがに今日はと思って落ち着いた色味のものを選んだ。

「うん。悪いけど…」

ドキドキしたのを知られたくなくて、わざと悪態をつく。
< 24 / 298 >

この作品をシェア

pagetop