Favorite Love~本命は一番近くにいた~


「あなたひとりで来たの?そういうのがダメだって言ってるよのよ。わたしは。」

母さん絶賛お怒りモード発令中。

「認めてもらいたいなら自分が来て頭を下げなさいって言ってるよのよ。」

目も眉もつりあげて母さんは紅茶を一口飲んだ。

「結菜は来たいって言ったんだけどね。俺がひとりで行くって言った。」

「強引にでもついてくるべきだったわね。残念。」

そして両手を上にあげるゼスチャーをした。

ちっ…
結局認めねーつもりだよ。

「強引な女は嫌いだからね。俺。」

「あらそりゃそうよ。強引な女は理輝には似合わないわ。」

そしてニコッと笑った。

絶対認める気ねー。ったく。

「とにかく、俺は母さんには屈しないし、別れる気なんて絶対ないから!」

だんだん気が立って行ってるのがわかってた俺は結局、母さんと喧嘩になってでていってしまった。

はぁー。前途多難だわ。これ。

どうすっかなー。
亜輝にでも相談すっかなー。


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