Favorite Love~本命は一番近くにいた~
タクシーでホテルに着いたら、コンシェルジュが出迎えてくれた。

「北郷様。いらっしゃいませ。みなさま最上階でお待ちでございます。」

「そうか。ちょっと待って。」

そしてわたしのほうを振り向く。

「結菜、トイレとか行っとかなくていい?」

「あ…いっときます。」

わたしはすごすごとトイレに入って用を足したあと、もう一度メイクを確認した。

それにしても…理輝ってほんとはすごい人なんだよね…。

さっきほホテルマンの対応…
常連客じゃん…

トイレを出たら、ロビーのソファに座って理輝が待っていて、そのまま腕を差し出した。
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