Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「いつからなんだ?理輝。」

お兄様がわたしの肩越しに理輝を見た。

「え?3月?」

3月って…
まぁ出会ったのは3月ではあるけど、そこからつきあったことにすんの?

「そうなの?結菜さん。」

「え?あ、はい。」

「あら。同じ会社なのに入社前からなんておかしいわよね。」

お母さまがするどい目つきでこちらを見ている。
う…あの目…怖い…

「マンションの部屋。となりなんだよ。」

「何ですって?」

「ええ。そうなんです。偶然となりで。それで、一目ぼれしちゃってわたしから告白しましたぁ。」

まぁいいよね。ウソなんだし。わたしが好きになったって言っても。
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