HONEYBEE(1)~アラフォードクターと一夜から始まる身代わり婚~
カーテンの隙間から射し込む朝の陽射しで目は覚める。
目の周りが渇いた涙でベタついていた。

私は久しぶりに見るお姉ちゃんの夢で泣いていた。

代わりでいいと思いながらも、彼のそばに居られるならいいと思っていた。

でも、彼とキモチを重ね、欲が出た。

幼い時のスキとオトナになってからのスキは違う。

嫉妬や独占欲の欠片もなく、唯ひたすら純粋にスキと思えたあの頃が一番幸せだったかもしれない。

< 226 / 262 >

この作品をシェア

pagetop