転性悪役令嬢~昼は少年、夜は少女~破滅フラグ回避頑張ります
うん。結局全員、説明なしじゃ分かんなかったと。それが一番いい。人が物を覚えられるのは、なぜだろうとかどうしてだろうと思った後が一番なのだ。
興味もないことをただ聞いていても、頭に残らない。
「繰り上がり、つまり、マージ的に言えば小隊にあがる、計算機的には隣の玉に移す、お金的には銀貨になるときは、ここにメモする」
11の、十の位の1を、縦に並べた数字の十の位の一番上に1と書いた。慣れてくれば小さくメモでいいんだけど、今は視覚的にも分かりやすくしてる。
「で、足していくと……ほらな」
「うおー、すげ、もしかして、だったら、876+974とかも一瞬でできるんじゃねぇ?」
マージが口にした問題を、フレッドとサーシャが紙に書いて、さささと解く。
「これは便利だね」
「本当ですわね」
それから、少し遅れて、マルガレットが目を輝かせた。
■65
「一桁の足し算だけができれば大丈夫だという意味がわかりました!これは、ますます100マス計算を頑張らなければ!」
えーっと、でも、マルガレットさん、たぶん、商売で計算機……っていうそろばんみたいなの使うなら、それ使ったほうが便利だと思うよ?
っていうか、計算機改造してそろばん作ってもらおうかな……。自分で改造できるかな?
余談*計算機は想像していたものと違って、玉は石だったし、上に押し上げたり下に押し下げたり急いでするとぽこんと箱から飛び出しちゃうしで、非常に使いにくいものでした。……竹を見つけたら職人探して作ってもらおう。パチパチパチっていうそろばんはじく音、気持ちいいんだぞ。
さて、足し算のひっ算、グループに分かれて練習です。
「こんなに難しい問題なのに、解けた!」
いやいや、難しくないって。
「指が足りない問題、初めて解いた……」
いやいやいや、まぁ、指で計算すれば、そういうこともあるかもだけど。
「繰り上がり?繰り上がり、難しい、繰り上がり……」
「落ち着いて、大丈夫、ここに1を書くだけ、2つの数字だけなら繰り上がるのは1だけだから。2とか3とか別の出てこないからね?落ち着こう」
と、まぁ、1回で身につく子もいれば、1回では身に付きそうもない人もいたりしますが……。
「なんか、楽しい!もっと難しい問題だして!」
「ねぇ、これって、3つの数字を足すこともできるんだよね?」
興味もないことをただ聞いていても、頭に残らない。
「繰り上がり、つまり、マージ的に言えば小隊にあがる、計算機的には隣の玉に移す、お金的には銀貨になるときは、ここにメモする」
11の、十の位の1を、縦に並べた数字の十の位の一番上に1と書いた。慣れてくれば小さくメモでいいんだけど、今は視覚的にも分かりやすくしてる。
「で、足していくと……ほらな」
「うおー、すげ、もしかして、だったら、876+974とかも一瞬でできるんじゃねぇ?」
マージが口にした問題を、フレッドとサーシャが紙に書いて、さささと解く。
「これは便利だね」
「本当ですわね」
それから、少し遅れて、マルガレットが目を輝かせた。
■65
「一桁の足し算だけができれば大丈夫だという意味がわかりました!これは、ますます100マス計算を頑張らなければ!」
えーっと、でも、マルガレットさん、たぶん、商売で計算機……っていうそろばんみたいなの使うなら、それ使ったほうが便利だと思うよ?
っていうか、計算機改造してそろばん作ってもらおうかな……。自分で改造できるかな?
余談*計算機は想像していたものと違って、玉は石だったし、上に押し上げたり下に押し下げたり急いでするとぽこんと箱から飛び出しちゃうしで、非常に使いにくいものでした。……竹を見つけたら職人探して作ってもらおう。パチパチパチっていうそろばんはじく音、気持ちいいんだぞ。
さて、足し算のひっ算、グループに分かれて練習です。
「こんなに難しい問題なのに、解けた!」
いやいや、難しくないって。
「指が足りない問題、初めて解いた……」
いやいやいや、まぁ、指で計算すれば、そういうこともあるかもだけど。
「繰り上がり?繰り上がり、難しい、繰り上がり……」
「落ち着いて、大丈夫、ここに1を書くだけ、2つの数字だけなら繰り上がるのは1だけだから。2とか3とか別の出てこないからね?落ち着こう」
と、まぁ、1回で身につく子もいれば、1回では身に付きそうもない人もいたりしますが……。
「なんか、楽しい!もっと難しい問題だして!」
「ねぇ、これって、3つの数字を足すこともできるんだよね?」