運命が変えた一夜 ~年上シェフの甘い溺愛~
悟はすぐに帰宅してから、フランスパンを少しリメイクしてパングラタンを作り、ソファに横になった。

時計を見るとすでに午前二時。

携帯電話の着信音を最大にして綾乃の帰りを待つ。
連絡が来たらすぐに迎えるように、車のキーをポケットに入れたまま悟はいつの間にかソファで眠っていた。


やけに静かだ。

すっかり綾乃が隣に居る生活に慣れた悟。
一人の部屋がやけに広く感じる。
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