花琳伝~宮廷の花は切なく溺愛される~
第1話 プロット
周の第一姫である花琳は、冒険心の強い者だった。
お供の静と一緒に、国境の近くにある湖に、よく遊びに行っていた。
そんな時、湖に一人の男性が立っているのを見た。
よく見ると、身体が締まっていて、カッコイイ。
目が合い、スーッと惹かれる花琳だが、そのまま湖に落ちてしまう。
ビショビショの花琳を助けたのは、湖に立っていた男性だった。
名前は余揮。余揮はマントを着せて、花琳を返す。

お礼が言いたくて、一人湖に行く花琳。
そこで名前を聞かれると、余揮は周のお姫様だと言う事を知っていた。
余揮はこの辺りに住む軍人と名乗った。
ここで会った事を、誰にも話すな。
余揮の言葉に、花琳はまた会えるか尋ねる。
だが余揮は会わない方がいいと言う。
それでも花琳は、毎日のように湖に行く。
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