白いジャージ３ ～先生とバージンロード～

たっくんとゆかりと別れた後、車の中で先生が急に抱きしめてくれた。


エンジンをかけてすぐだった。


まだ駐車場にたっくん達がいると思うと、ドキドキが倍になった。



「今日、泊まりに来いよ」




先生から誘ってくれるなんて珍しくて、胸が激しく高鳴る。



「うん。行く」



着替える為に、先生に家まで送ってもらって、家の前で写真を撮った。


先生とふたりでいっぱい写真を撮って、その後お父さんやお母さんとも撮った。



「はぁ！スッキリしたぁ」



着物を脱いだ私は服に着替えた。


リビングへ行くと先生とお父さんがコーヒーを飲んでいた。



「先生、お待たせ」



「おう。いつもの直に戻ったな」




お揃いのカップでコーヒーを飲んでいる２人が何だか微笑ましかった。