白いジャージ3 ~先生とバージンロード~
今日は、7月最初の土曜日。
ブライダルフェアに遅刻しそうな私達は急いで用意をする。
「おい、見すぎだろ!!」
ひげを剃る先生が振り向いて、ひげ剃り姿を見つめていた私の頭をコツンと叩く。
「は~い!用意します!」
この日の為に買った黒と白の水玉のワンピース。
それに合わせて、先生も黒にピンクの水玉ネクタイ。
「先生、かっこいい・・・」
私は、出来上がった先生の髪型と服装を見て、思わず写メを撮る。
「はいはい・・・お前、変なヤツ!」
そう言いながら、先生はせっかく巻いた私の髪をぐしゃっとした。
「直もかわいいよ!」
うぅ、先生は、どうしてこんなにも私をときめかせるの?