📜✒派遣会社✒📜

それから、彼女は瑠美と正治は黙ってしまい、『私・・・お見合いする・・・それは・・・良い事でもある・・・新しい人と・・・付き合っていける事もあるし・・・振られた後は・・・新しい男運だし・・・好きな人は・・・コロコロ変わってみる事もある・・・だから・・・お見合いをします。』と言った。
両親は顔を見合わせると、『本当に・・・良いんだな？別れるのは・・・辛い筈じゃ・・・なかったか？』と正治が言ってきた。だけど、彼女は真面目になると、『私だって・・・幸せになりたいし・・・今まで・・・盲目過ぎた時もあるわ・・・だから・・・新しい彼氏を作るのは・・・良いわ・・・』と言ってきた。それから、瑠美と正治は由梨枝も顔を見合わせると、『お姉ちゃん・・・ちょっと・・・その人を・・・誤解しているわ・・・』と言ってきた。だけど、それを正治は制止した。

『お姉ちゃん・・・良く考えて・・・貴方の好きな人は・・・誰だったの？それを変える程・・・浮気性・・・になってしまうわ・・・それで・・・良いのかしら？』

その言葉に、ドクンと脈打つと、由梨枝は『無理矢理好きになる事は・・・駄目な事なの・・・大人なら・・・誰でも・・・わかる事でしょう？』と言ってきた。更に、由梨枝はニヤッと笑うと、『お姉ちゃんには・・・春日兄さん・・・しか、相性がないの・・・わかっている筈よ・・・襲われた人をも・・・考慮に入れるつもり？』と言ってきた。それから、彼女は『わ・・・私・・・春日に・・・ひ・・・酷い事を・・・している・・・どうして・・・春日を選んだのか・・・思い出した・・・』と言った。それから、奈美は春日の笑顔を思い出すと、先程の寝顔を思い出すと、『わ・・・私・・・裏切る事は・・・したくなかった・・・』と言い、いつの間にか、ポロポロと涙が零れ落ちている。どうしたらよいか、分かった！！