殻に縋って生きる
電源を切ったと同時に携帯に着信が入った。
それは知らない番号で恐る恐る電話に出ると
「はい、どちら様ですか?」
「俺っすよ先輩!!なんですかあの返信!!冷たすぎるにも程がありますよ!!」
うえーん、と泣き真似をする後輩はさっきメールがきた笹山くんだった。
「別に冷たくはないけど。合格おめでとう。」
心の中でまあ興味はないけど。と付け足しておく。
「そんなことより先輩、合コン来ません??ほら先輩、友達いないじゃん??だからそろそろ出会いとか友達とか絶対必要になるしさ、ね?先輩美人だし友達くらい絶対すぐできるって!」
それは知らない番号で恐る恐る電話に出ると
「はい、どちら様ですか?」
「俺っすよ先輩!!なんですかあの返信!!冷たすぎるにも程がありますよ!!」
うえーん、と泣き真似をする後輩はさっきメールがきた笹山くんだった。
「別に冷たくはないけど。合格おめでとう。」
心の中でまあ興味はないけど。と付け足しておく。
「そんなことより先輩、合コン来ません??ほら先輩、友達いないじゃん??だからそろそろ出会いとか友達とか絶対必要になるしさ、ね?先輩美人だし友達くらい絶対すぐできるって!」