HEART ~second ~
冗談だと思って目を擦りながら身体を起こす
なんか、ほんとに注射器に薬入れてる
「あれ、、、注射、、?」
そんなの聞いてない、
ん、きいたか、、。
龍太「あれ、まだ頭寝てた?
注射するって俺言ったけど聞こえてなかったか」
まあ、いいや、
と私の腕をとって消毒している
ここまできて逆らえない。
というか、龍太さんには逆らえない。
目をキュッと絞って覚悟を決める
高校生になろうと注射は嫌だ。
龍太「そんなに注射苦手だったか?」
イケメンがキョトンとすると可愛い。
龍太「記憶ある時に注射あんましてないか」
私はコクコクと頷く
龍太「痛くしないから、ほら手貸して」
おずおずと差し出した腕に
一瞬チクリとはしたが
ほんとに何も痛くなかった、
ほんとに、刺した?って感じ。
龍太「ほら、痛くなかっただろ?」
「ほんとに、、」
ありがとうございます、とぺこり。
龍太さんは私の頭に手を置き
龍太「支度終わったらリビングおいで」
と、言い
治療の片付けをし部屋を出ていった