燕雀安んぞ天馬の志を知らんや。~天才外科医の純愛~

 私が慌てていると、
 天馬先生は私の耳を軽く甘噛みする。

「ひゃぅっ!」

 変な声がでて、思わず耳を手で覆った。
 なのに天馬先生はそれを辞めてくれず、そのまま私をソファに押し倒すと、首筋に唇を埋めた。

「先生、疲れてるでしょ。ゆっくり休んで」
「休むよりつばめのほうが元気になる」

 え、と返事をするより前、先生の唇と自分のそれが重なる。
 あ、どうしよう。

 キスするたびに先生のこと、また好きになってる。
 おかしくなるくらい全部。

 私がそれに応えると、先生は嬉しそうに笑って、
 何度も何度も口づけた。

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