捨てられママのはずが、御曹司の溺愛包囲で娶られました
次の日、少し差し込む日差しに目を開ければ、横にはすやすや眠る瑠偉と祥吾さんがいた。
私はきちんとパジャマを着ていて、あの後祥吾さんが運んでくれたとわかる。
今日は土曜日。まだゆっくり二人とも眠って大丈夫だ。
朝食はきちんと作りたい、そう思って私は静かにベッドを抜け出そうとすると、手を引かれて振り返る。
柔らかな笑みで私を見つめる祥吾さんの瞳がそこにはあり私も微笑み返す。
瑠偉がいて、甘い朝というわけにはもちろんいかないが、気持ちの通じ合った朝は何か少しくすぐったい。
祥吾さんが起き上がり、瑠偉の上で軽くキスを交わしていると、じっとしたからそれを見る瑠偉の視線と交わる。
二人で慌てて距離を取ると、私は瑠偉の頬に自分の頬を摺り寄せる。